【プジョー206整備】第Ⅲ話 凹み修理&バンパー補修&ボンネット再塗装

ということでこんにちわ。あいすBLASTです。
今回はポールとチューしてしまったプジョーのバンパー修理を行なったのでその記録です。

事件はパンをくわえて起きた

買い物から出ようとバックで出たところ
側面にあったポールの存在を忘れていて、曲がりながらバックしたものだから、膨らみに注意してなく
バコッ
鈍い音とともに、
– フェンダーの凹み
– FRPバンパー割れ

の被害が出てしまったのです。

規模的に修理に出すととんでもない数の諭吉さんが飛んでいきそうなので自分で直すことにしました。(トホホ…


  • 用意したもの
    • 厚付けパテ
    • FRP用補修キット
    • グルーガン
    • 凹み引っ張る治具
    • Soft99 プラサフ
    • Soft99 ボデーペン特注色(GE)
    • Soft99 ウレタンクリアー
    • Soft99 ぼかし剤
    • パーツクリーナー
    • #320〜#2000耐水サンドペーパー
    • ランダムサンダー
    • 根気(1番大事)

凹みを引っ張ってそれなりの凹みに戻す

まずは邪魔なパーツを外すのにバンパーの取り外しからです。
プジョーのバンパーはヘッドライトを取ったりグリルをとったりしないといけないのですが
10mmのラチェットとトルクス・プラスドライバーがあれば外れます。プジョー買ったらトルクスレンチは殆どの整備で必要になるので用意しておきましょう。

やり方としてはしっかりと脱脂して、グルーガンで治具をくっつけて引っ張るだけです。外気温が寒いのでバーナーで温めながらくっつけて引っ張りました。しっかり貼り付けてやらないと引っ張っても取れてしまいます。
くっつけてから5分以上時間をおいて引っ張ってみてください。

塗装が熱で痛みますが、どーせ剥がしちゃうので気にしません。
願わくば、それで凹みが取れればよかったのですが流石にそうもいかず。意外と奥まで凹んでるので守るパテの量が減ったぐらいです。

今回は時間がないので軽く剥がしてパテを持っていますが、本当ならしっかりと下地を剥がしてパテを盛るべきです。ただ、しばらくしたらフェンダーごと交換する方が意外とやすかったりするので適当です。

FPRバンパーの補修

現状


FRPバンパーも今回は割れががっつり入っているので、断面を均して裏からガラスメッシュと樹脂で貼り付け接合します。
使用したものは時間がなかったので汎用品ですが材料を買ってきてやることも可能です。



表面はパテを盛ったりしますが、穴などに樹脂をたっぷりと流します。

パテ・パテ・盛り・盛りみんな埋めるよ♪

凹みがそれなりになりバンパー補修も終わったのでパテ盛りを開始します。
パテ盛りするところの塗装はサンドペーパーやサンダーで下地を出して盛ります。
とにかく盛ります。ただ範囲がそれなりに広いので盛るのが大変です。
ポイントとしては凹みというのは曲がってる部分がどうしても盛り上がっているようになるので、その境目も含めてパテを盛ってあげないと綺麗な曲線を作れません。
こだわると一生終わらなそうな感じがしたので3回にわけて盛って削って盛って削ってそれなりのところで諦めました。
パテがそれなりに固いので慣らすと穴が空いてたりするのでパテはちゃんとしたもの選んだ方がいいです。個人的にはちょっと失敗だったなと思ってたりします。

荒削りはサンダーで。仕上げは手作業で指を使ってRを確かめながら曲線を作っていきます。




ついでのボンネット修正

プジョーのクリアは気候の違いもありクリアがズタボロなので再塗装です。サンダーでクリアを剥がすのですがこれが辛い。
ペーパーを何度も変えてはがします。
本当の予定は下地まで出してウォッシュプライマーからのサーフェイサーを予定していたのですが、予想外の補修ができてしまったので仕方なく、はがしてサンディングしてプラサフの塗りました。

ここまでくると、どーせ次回まあ直す時が来るからテキトーでいいや!!って気分的にはなっています。


終わらない・・・
タイムリミットは明日15時。。。

2日目はプラサフと塗装

ボンネットは昨日プラサフまで終わっているので、水研ぎして上塗りです。
Soft99で作ってもらった特注色でそんなに変でもないので間に合わせには愛用しています。今度作業するときはWEB注文の塗料屋で作ってもらいたいなぁと思っています。

バンパーのパテとフェンダーのパテも最終仕上げをしてプラサフを塗ります。
もう撮影が面倒です(笑)


ここで写真を見てわかってしまった方もいると思いますが、マスキングの場所を間違えて塗装を初めてて、クリアを塗るときに気づきました(^^;;
マスキングのところまで塗ってしまったのではがしたら当然くっきり境目が出てしまいます。
本来はマスキングのところは塗らないで、周りに飛び散ったところをぼかし剤とか使ったりして目立たなくさせるのですが大誤算。
こういうドジをよくやります(笑)

仕方がないので、1度はがしてサンディング。境目の色がなくなるのでその部分を再塗装してぼかし剤撒いてごまかします。
この辺はもう塗料もないのでやっつけです(笑)


塗装が終わったらクリア塗装

今回のクリアはSoft99のウレタンクリアを使いました。
いつもはイサムのウレタンクリアを使うのですが納品間に合わず。

イサムはいいですよ。安くて。いろんな色もありますし。
余談ですがイサムのエアーウレタンにはプラサフグレーってカラーがあるのですがプラサフとして使えるんですかね?ちょっと疑問です。

クリアは3回に分けて。
1回目は足付け程度に
2回目はたっぷりと
3回目は満遍なく。

垂れるギリギリで塗っていきますがこれが難しい。
とりあえず。まぁこんなもんかというところでタイムアップ。
クリア後の磨き作業は完全硬化してからなので1週間ぐらい置いておきます。

今回わかったことが
やっぱりサンダーはあった方がとても楽
ということと、下地をプラサフで作るにはそれなりに塗り重ねないといけないので、今度はスプレーパテを使ってみたいなと思いました。
自宅で自家塗装するのは時間との戦いだと思いますので、パテをスプレーで塗れるっていいなと。
もちろんスプレーガンがあったらいいのですが戸建ではないので一日中コンプレッサーを回せないので色々工夫してやらないと、自家塗装で車を塗るのは大変です。

ちょっとしたガリ傷や凹みぐらいなら自宅でもなんとかなるので、修理出すのは高いなぁとか、出来はまぁまぁでもいいから安く仕上げたいなんて思っている人はぜひ試してみてください。

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