プジョー206 リアブレーキパッド交換
今回はリアのブレーキパッド交換を行いました。
前回、フロントのローターとパッドは交換したのですが、リアは残量もまだまだあったので後回しに。それが大体7万キロ後半のことだったので、今回9万キロも超えてきて、残量がほぼないぐらいになっていたので、交換に踏み切りました。
事件は唐突に
事の発端は、プジョーに限らず、輸入車ってパッドを削って制動力を稼ぐというよりかは、ブレーキディスクも削ってパッドも削って、制動力をかなり高めの水準に一般車両も設計されています。
そのため、ブレーキダストも国産車とは比較にならないぐらい出るのと、ブレーキの鳴りも良くするので、鳴ってるぐらいじゃきにしていなかったのですが、明らかにキッキキキーッ というより、キキゴゴゴッゴッーって感じのフィーリングになってきたので、点検して見てびっくり、パッドが偏摩耗していて、一部はもう残量は0。『リアパッド!あなたのライフはもうゼロよ!』なんて天の声が聞こえてくるもんだから交換することに。
パーツ探し
プジョーに限らず、輸入車って結構メーカー渡ってパーツの流用が多いです。
例えば、エンジンはプジョーもシトロエンも同じもの使ってますし、今回のブレーキもプジョーもシトロエンもルノーも一緒です。
パーツの寸法は外部サイトとかに載っているので調べてみると面白いです。
うちの場合、プジョーのディーラーが使ってるソフトSEDREとかもあったりするのでパーツ探しは簡単です。。
今回は、ネットで3000円ぐらいで良さげなパッドが落札できたのでそれにしました。
適合は、C2とか306とかに適合するみたいで、公式には206の適合は書いてなかったのですが、きっと大丈夫。
RAICAMの評判はまちまちですが、僕的にはダストが減ったら嬉しいなあぐらいで思ってます(笑
さぁ取り付け。
リアのブレーキパッドの交換は簡単で、ラジオペンチと、マイナスドライバーとちっちゃい小槌があれば交換できます。
面倒な8角ボルトも、ヘキサゴンも、インチネジもいじりません
ただ、オイル交換ぐらい自分でできるよって人が、挑戦すると案外苦労すると思うので順序だけ書いておこうかなと。
ジャッキアップ前に
- ギアをRにしてサイドブレーキをかけておく
- リアのホイールナットをちょっと緩めておく(インパクトを使わない)
- リアのジャッキアップをする
- ウマを使うか、無ければ外したホイールを下に寝かせる。ジャッキの信用性もありますが、油圧エア圧問わず、万が一のことを考えて整備しましょう。
- 片方づつで構わないのでホイールを外す
- 外したらサイドブレーキは解除
- ブレーキパッドを抑えてるピンを外す(2枚分)
- ロックピンを外す。固着しているので、優しく叩く。潤滑系のケミカルは使わないこと。
- キャリパーのピストンをちょっと戻しながらパッドを引き抜く
- 引き抜いたら、キャリパーのピストンを戻す。戻し方は十字に切り込みがあるので回すとピストンが沈みます。
- 新しいパッド分まで戻し切ったら、新しいパッドを取り付ける。前後逆でもついちゃうので前後に気をつけましょう。
- 左右やってからでもいいですが、取り付けが終わったら、ブレーキペダルを何回か踏んでください。なお、ABSがついてるのでエンジンをかけて、何回かポンピングします。
- ブレーキの踏みしろが安定したらサイドブレーキを何回か引きます。
以上。
完了しても、走り出しは慎重にブレーキのかかりを試す気持ちで走り出してください。
なお、ブレーキパッドがディスクに慣れるまで慣らしが必要ですので、ガソリン1回分は慣らし運転の気持ちで走ってあたりをつけてください。
あたりをつけるからといって、サイドブレーキ引きっぱなしとかは絶対にやめましょう。
こんな感じで交換は完了です。