第1話 ZZR400 K型納車物語
皆様こんにちは。あいすBLASTです。
ここにこういう書き出ししてちゃんと記事更新するのも4年ぶりぐらいになりますね。
さて、以前のCBR250RRを手放してから、2013年~2015年ぐらいまでザンザス組み立てを、考えていたのですが仕事やらプライベートがカオス状態。
なんだかんだと月日は経ち・・・・
なんとびっくり10年がたっていました
いい加減バイク乗りたいなーって思いつつ、ザンザスを組み上げるのにエンジン買ったりホイール買ったり準備を整えるも整備する時間と場所がない。
引っ越ししたらやろうなんて言い訳していたら・・・
なんとびっくり10年がたっていました
とりあえず乗れるバイクが欲しい。
時間は金で買えるんだと自分に言い聞かせながら中古バイク市場を久々に眺め初めて見る。
中古バイクたけぇええええ
昔は安かったはずなのに、とんでもない金額で取引されているじゃありませんか。
これが時代か・・・
そんなわけで中古バイクを見るにも車種が決まらない。
MC22はいいバイクだったけど、散々遊んだし次は400ぐらいにはしておきたいなと車種を絞っていくことに。
車種選定
CBR400RR NC29
MC22の兄弟車だし、ちょっと優等生すぎるか。
正立フォークでメンテは楽。でも案外パーツがない。
キャブ関係はCB400系列が使えるけど、そもそもCB400がプレミア価格(なんでやねん
SFスペック3なんてあっちこっちにありふれてたのに。。。
んー30万ならワンちゃんあるけど、パーツも少ないこの子に50万は・・・
VFR400 NC30
一度は乗りたいなーって思ってたV4エンジン。
HRCキットパーツも400界隈の中ではたまーに出てくる。
ただし、後述のRVF共々パーツがオワコン。
綺麗でフルカスタムは60万越え。でもまぁものによっては魅力的。
V4エンジンも魅力的。脳汁出したい。一度は乗りたいカムギア+V4エンジン
V4エンジンで股間が大炎上。
MC22のときと同じで丸目2灯だからまたプロジェクター化出来る(あれが気に入ってた
RVF400 NC35
VFRの上位互換。倒立フォークで曲がったら試合終了(パーツがないし高いし。多分曲がったら600RRの流用したほうが安上がりかも)
んーこの2眼とシルエットジャパンのエラ張ったアッパーカウルが死ぬほどかっこいい。
左右出しマフラーも死ぬほど好み(昔のWSBとかRCV211を思い出す。あいつはセンターアップに右だしの2本だったけど)
でも高すぎて笑えない。
ZXR400
やっぱりザクホースのこいつでしょ。
正統派じゃないからこそかっこいい。角ばったデザイン。
エンジンの予備もキャブもホイールも予備がある。
案外パーツが多く流通している。
まぁ無難に買うならこれなんですけど、いかんせん程度が悪い。
いいなきれいだなって思ったら50万コース。落札されてるの見たこと無いけど。
レースベースのM型とか純正FCRとか、まーパーツはあんまり困らない。
強いて言えば、これ買うならザンザス作る理由がなくなってしまう(笑
なかなか決まらないまま半年位経ちました。
きっかけは急に
なんて感じで400CCで探すもなかなか予算と合うものと出会えない。
どーせ納車してある程度整備や交換をしてしまうため、純正程度にそんな大金は払いたくない。どーせパーツ交換したり流用チューンをしてしまうのでそっちに払いたい。
そんな感じである日、職場の知り合いから急な連絡が・・・
免許取ったからツーリング連れてって!
いやー、なんの因果なのかこういう時にこういう話が舞い込むのは運命なのか。
こーなったら、意地でもツーリングには間に合わせたい欲が出てきます。
「あいすさんはバイクあるの?おれはとりあえずレンタルするけど。」
「「んー今はないから俺もレンタルかなー(笑」」
(内心当日驚かせてやりたい一心)
なんて会話もあって、購入までのタイムリミットが付きました。
いやまだ車種決まってないけど。
ツーリングまで@3週間
とはいえ、家賃の更新もあって金額は抑えていきたい。
予算を決めつつ、ウエアやバックなど探してみるとなぜか無い。
レーシングスーツとか革パンツとかしか見つからない。
メッシュジャケットは発見するも、パンツがない。
そういえば、当時夏は普通のチノパンでツーリングしていた気がする・・・
40°なんて気温じゃないんですよ、当時。恐るべし10年。
さすがに令和の時代は暑さで死んでしまうので、並行してウエア類もちょっと買い足しながら、バイクを探します。
見つけた掘り出し物
そうこうしていると、400CC界隈では誰しもが一度は考えるあいつが出てきました。
そうZZR400
この子って昔から中古でアホみたいに安く出品されてる、財布に優しい子。
しかも10年ぐらい生産していて、初期型は同い年。
K123からN123456789と、とんでもないロングセラーなバイクです。
パワーもあるし4気筒だしカウルもあるし、何が嫌なのか?わからないほど優秀な子。
それでも値崩れしている原因は偏に
車重
この子、90年代600CCの骨格を流用しているのでまーとにかく重い。他が180Kとか190Kなのに、この子は210K
ZZRって歴代からこの重量詐欺で嫌煙されてるかわいそうな子なんです。ぽっちゃり
自分も非力なほうですから、ちょっと躊躇していますがやっぱり安い。
フルエキ入っていても30万あれば綺麗な玉が買える超コスパ。
でも、重い・・・・
しかもN型ってZZR1100のD型風なのでかっこいいんです。正統派な感じでまとまってて。
パーツも多いし。
悩むなーなんて思っていたら、すごく性癖に合うデザインが出品画面に・・・
黒ベースにワインカラーの昔のGPXとか思い出すカラーデザイン。純正?と見えるぐらいのオールペン車両。
ザ90年代ってカラーリングがすごく私好み。
スリップオンだけど左右出しマフラー搭載。カーボンではないからここは妥協点ですけど、ついてるマフラーがすごいんです。
なんと、KERKERのスリップオン。
昔のモリワキフォーサイトのようなアルミマフラーは何というか、雰囲気にピッタリなんですよね。
アサヒナ湾岸マフラーはちょっとやりすぎって感じですがこの子はちょっと控え目な地味な子。
ホイールも再塗装のリムテープ。
インナーカウルもカーボンシートでラッピング。
多少はやろうと思っていたことやられている状態で20万!
そして、なんとN型ではなく初期型のK型。
K型がはラムエアがないのでダクトデザインが異なるのですが、逆にその無口なC型のような感じが好きなんですよ。
どーせラムエアなんて効きませんし。
なんとなくビビッと来てしまったこの子に釘付けに。
日にちも取りに行く場所も理想的ですが果たしてほんとにいいのか?
もう少し出してZXRじゃなくていいのか?
一晩考えることに。
その間落札されないかどうかビクビクしながら仕事へ。
んーZXRもいい感じの玉があったのですが車検取らなきゃいけないから実質間に合わなそうな気配。
そして価格が20万円。落札相場からすると割高です。
んー。
よし、競馬で勝ったら買おうと、夜は大井競馬。週末は函館記念、函館2歳ステークス福島TVOPや未勝利戦。
得意の福島で一発や!
意気込み、レース絞って、未勝利戦とOP特別に挑みます
・・・・
・・・
・・
・
負けた・・・だと。
今回は高め狙わないといけないので3連単ベースに三連複や馬単を押さえて1Rあたり2000円ぐらいの勝負。
しかし、微妙に届かない。
3連単は3着抜けるし三連複は2着が抜ける
あれ・・・・買ってはいけないのか・・・
なんて帰路について出品ページを見る。
でも気になるこの子。
そうするとよく見たら即決が20万でも通常入札が18万になっているではありませんか!
よし、18万で入札して落ちたら運命だなんて、都合のいい言い訳をしながら
ポチッ・・・
こうして、新しい相棒にZZR400Kが加わったのです。
余談
実はZZR400って私が中一の時にフリーマーケットで買おうとしていたバイクなんですよね。思えばそれこそ20年前。免許取ったら乗ろうと。
当時は夜中のフリーマーケットに親に連れていかれていたので大人の楽しみに加わるわくわく感がありました。
フリーマーケットの中でも一大勢力だったフリーマーケットといえば小山。
そこで出会ったこの子は当時8万円なんてバカみたいな値段でしたが、やっぱりかっこ良い佇まい。しかしながら、なんだかんだ買うには至らず。
その後親から友人経由で引き揚げてきた不動のMC22がマイバイクなったのです。
そんな思い出のあの子が20年の時を経てフラグを回収し相棒になりましたとさ。
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