キャブレターセッティングVer1

実車によりさまざまですが

CBRのキャブというよりホンダ車は純正でも性能とセッティングがばっちり決まっており小排気量マルチだとわかりにくいのですがもう少し詰めていきたいのでセッティングをいろいろやってみました。

そんなセッティングのまとめをしていきます。

久々にばらしてみるとイヤイヤ。汚いですね。
元々、野外での放置車両を買ってますので元々程度は悪かったのです。

それを全バラしてクリーナー漬けをしたんですが変色してしまって・・・・

まぁ何とかOHしていくわけですがキャブ関係を行う際にいつも使う物があります。

それが”KURE エンジンコンディショナー”です。

こいつは泡タイプのクリーナーでキャブクリーナーより強力です。

実際、使ってる人はあまりいないと思いますが 金属表面をナンチャラさせるので綺麗になりますしジェット類なんてつけ置きするとギラギラです(笑)

さてセッティングについてですが、まず吸気系はファンネル化(直キャブ)が定石ですがそんなことはしません。

よく純正キャブ使ってる人ですぐ直キャブがパワー出るとか言いますがそんなの負圧式キャブレターでは嘘です。

そこでエアクリーナーのボックス加工をするのですが私はセパレーターを取っ払っています。
また吸気口の清流?の為のフィレットも取りました。
ボックスの効能としてはターボ車で言うとサージタンクですが突発的な吸気によって瞬間的に空気が足りないという状態になります。

そこで空気だまりを作ることで解消しようというのがサージタンクの役割です。

これをNAにも適用しようというわけです。

通常排気量の数倍の容量がボックスの設定値にすることが最適値になるのですがそう簡単に容量は増やせません。なので内部の加工をするのです。

実際のテストではボックスレスだと回してるときはいいのですが低中速回線のツキが悪くボックス付きだとトルクアップはしているようです。

また、負圧キャブの場合、ファンネルにしてしまうと負圧が正しくかからなくなるようで、最悪バキュームピストンがあがりきらないもしくは暴れるという現象が起きるようです。

次に排気。 うちでは、ノーマル加工マフラー(消音器2枚抜き)が一番トルクフル。ただパワーで言えばTSR加工スリップオンカーボンがやっぱり、見た目も音も格好いいです。

この2つでもセッティングは微妙に変わってきますが、割愛します。

次に燃調ですが、基本的に濃いめのセッティングをしています。

MJ112/110です。SJ35 です。

これあんまりみんなやってないセッティングなんですけど、全域にわたってパワーが出てて乗りやすい。
このセッティングの上も下もよく見ますし、やったことありますがベストじゃないんですよねぇ。
実際にはもう少し薄いほうが軽やかに回ることは回ります。

ノーマルが105や102なんか(ホーネットに至っては100以下)ですが 燃焼温度の低下の為、濃いめにしています。

その他のセッティングはニードル。ニードルはワッシャーの無しから1枚2枚と変更します。

ですから、#108#110のワッシャー無しが一番薄くなり ワッシャーを増やし#110#112に近づていきます。

私の場合は#110#112のワッシャー無しが一番良いように思えますが最近では#108*#110です。

純正キャブってセッティングの幅がとかよく言われますけどそんなことなくて

確かにニードルの種類もFCRなどの強制開閉式に比べるとほとんど選べませんしそもそもダイヤフラム式という曖昧なゴムでのセッティングなので難しいところは多いですが個人的にはかなりうまくできてるキャブとも思いますし実際見違えるほどの効果はCVKでも現れるので何とかの1つ覚えにFCR最強とか言わないで純正負圧キャブで遊んでみても楽しいですよ(笑

そんなこんなで、キャブは濃いめだよ!ってことです。

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